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特集 炎症性腸疾患のすべて―新しい治療戦略 〔潰瘍性大腸炎〕
潰瘍性大腸炎の外科治療 ①開腹手術
著者: 池内浩基13 内野基13 松岡宏樹13 坂東俊宏13 竹末芳生2 冨田尚裕3
所属機関: 1兵庫医科大学炎症性腸疾患センター 2兵庫医科大学感染制御部 3兵庫医科大学下部消化管外科
ページ範囲:P.1231 - P.1234
文献購入ページに移動◆回腸囊肛門吻合術(IPAA)を行うときは,回腸囊が十分に肛門まで到達することを確認してから粘膜切除を開始すること.
◆到達が疑わしい症例では躊躇することなく,回腸囊肛門管吻合術(IACA)に術式変更することが望ましい.
◆粘膜切除時は内肛門括約筋をできるだけ損傷しないように,愛護的に操作し,回腸囊肛門吻合は24針等間隔で確実な吻合を行う.
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