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文献詳細

雑誌文献

臨床外科67巻12号

2012年11月発行

文献概要

特集 食道癌・胃癌切除後の再建法を見直す―達人の選択 〔達人が勧める再建法〕 胃癌

腹腔鏡補助下胃全摘術―経口アンビルを用いた再建法

著者: 國崎主税1 小野秀高1 大島貴1 小坂隆司2 牧野洋知2 秋山浩利2 遠藤格2

所属機関: 1横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター外科 2横浜市立大学医学研究科消化器腫瘍外科学

ページ範囲:P.1402 - P.1405

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【ポイント】

◆LATGは決して容易な手術ではない.十分な技量を持った術者が施行するか,または指導的助手がいない場合には行うべきではない.

◆われわれは経口アンビル(OrVil)を用いた腹腔鏡下Roux-en-Y再建法を施行している.

◆今後,接合手技をより容易としたり,新たな器具を開発していかなければならない.

参考文献

1)日本内視鏡外科学会:内視鏡外科手術に関するアンケート調査―第10回集計結果報告.日鏡外会誌15:594-598,2010
2)日本胃癌学会(編):胃癌治療ガイドライン.第3版.金原出版,2010,pp31-32
3)Sakuramoto S, Kikuchi S, Futawatari N, et al:Technique of esophagojejunostomy using transoral placement of the pretilted anvil head after laparoscopic gastrectomy for gastric cancer. Surgery 147:742-747, 2010
4)Kunisaki C, Makino H, Oshima T, et al:Application of the transorally inserted anvil(OrVil)after laparoscopy-assisted total gastrectomy. Surg Endosc 25:1300-1305, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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