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文献詳細

雑誌文献

臨床外科67巻12号

2012年11月発行

文献概要

特集 食道癌・胃癌切除後の再建法を見直す―達人の選択 〔達人が勧める再建法〕 胃癌

開腹胃癌手術における食道空腸吻合

著者: 深川剛生1 大橋真記1 森田信司1 前田将宏1 興田幸恵1 片井均1

所属機関: 1国立がん研究センター中央病院消化管腫瘍科・胃外科

ページ範囲:P.1412 - P.1415

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【ポイント】

◆食道空腸吻合を安全に行うためには,使用デバイスについての理解と慎重な操作が重要である.

◆吻合の手順はつねに同じように行い(ルーチン化),いったん吻合を開始したら,ほかのことはしないように注意する.

◆縫合不全や狭窄などの合併症の発生・治療についての理解を深める必要がある.

参考文献

1)Nomura S, Sasako M, Katai H, et al:Decreasing complication rates with stapled esophagojejunostomy following a learning curve. Gastric Cancer 3:97-101, 2000
2)Deguchi Y, Fukagawa T, Morita S, et al:Identification of risk factors for esophagojejunal anastomotic leakage after gastric surgery. World J Surg 36:1617-1622, 2012
3)Fukagawa T, Gotoda T, Oda I, et al:Stenosis of esophago-jejuno anastomosis after gastric surgery. World J Surg 34:1859-1863, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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