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文献詳細

雑誌文献

臨床外科67巻3号

2012年03月発行

文献概要

特集 消化器外科のドレーン管理を再考する

ドレーンの種類と適応・使用法

著者: 松井洋人1 岡正朗1

所属機関: 1山口大学大学院医学系研究科消化器・腫瘍外科

ページ範囲:P.312 - P.317

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【ポイント】

◆ドレナージは術後の患者のQOLにかかわってくる重要な手技である.その目的と特性を理解することが大切である.

◆定型手術後は逆行性感染予防の観点から閉鎖型ドレーンの挿入と術後早期の抜去が推奨されている.

参考文献

1)渡邊裕策,吉野茂文,武田 茂,他:感染症におけるドレーンの功罪.外科 72:615-618,2010
2)大毛宏喜,竹末芳生,横山 隆:術後感染対策としてのドレーン選択.環境感染 17:320-324,2002
3)蓮見昭武,植田正昭,青木克憲,他:予防的腹腔ドレーンの臨床例における検討.手術 36:103-110,1982
4)Mangram AJ, Horan TC, Pearson ML, et al:Guideline for prevention of surgical site infection, 1999. Hospital Infection Control Practices Advisory Committee. Infect Control Hosp Epidemiol 20:250-278, 1999
5)Petrowsky H, Demartines N, Rousson V, et al:Evidence-based value of prophylactic drainage in gastrointestinal surgery:a systematic review and meta-analysis. Ann Surg 240:1074-1084, 2004
6)蓮見昭武,岡本喜一郎,若山敦司,他:腹腔内ドレーンの功罪.消外 22:413-417,1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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