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文献詳細

雑誌文献

臨床外科67巻3号

2012年03月発行

文献概要

書評

高橋 孝(著)/荒井邦佳(執筆協力)「胃癌外科の歴史」

著者: 丸山圭一123

所属機関: 1国際医療福祉大・胃癌外科,消化器外科 2山王病院・外科 3前 国立がんセンター外科

ページ範囲:P.399 - P.399

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 『胃癌外科の歴史』が刊行されました.胃癌の外科治療にたずさわる医師には,ぜひ読んでいただきたい良書です.胃癌外科の歴史は,Billrothが最初の胃癌切除に成功した1881年(明治14年)から数えて,わずか130年と短いものです.この間の進歩をふり返り,その基礎を知ることは,今,胃癌治療にたずさわる外科医にとって大変意味があるからです.

 著者は癌研病院外科部長を長らく勤められた高橋 孝先生と,先生が2009年5月に逝去された後に遺志をつがれた豊島病院副院長の腫瘍外科医,荒井邦佳先生です.本書ではお二人の考え方,すなわち胃癌外科治療の「理論と実践」を歴史からつまびらかにすることをめざしています.このために,実に膨大な文献・資料を網羅し,多くの図版と図表を載せ,著者の言葉で解説しています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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