文献詳細
文献概要
特集 次代のMinimally Invasive Surgery!
ヘルニアにおけるminimally invasive surgery
著者: 蜂須賀丈博1
所属機関: 1市立四日市病院外科
ページ範囲:P.650 - P.653
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◆ヘルニア手術は長い歴史を持ち,19世紀以降,Cooper,Bassini,McVay,Lichtenstein,Nyhusらの偉大な外科医の功績によって現在の形になっている.
◆腹腔鏡下手術やメッシュの形状の進歩によって,前方到達法,前方到達型腹膜前修復法,腹腔鏡下修復術のいずれもが一定の成熟した手術法として完成されてきている.
◆将来的には,手術法としてsutureless repairや単孔式腹腔鏡下手術,素材として消えてなくなるメッシュ素材などの開発による進化が期待される.
◆ヘルニア手術は長い歴史を持ち,19世紀以降,Cooper,Bassini,McVay,Lichtenstein,Nyhusらの偉大な外科医の功績によって現在の形になっている.
◆腹腔鏡下手術やメッシュの形状の進歩によって,前方到達法,前方到達型腹膜前修復法,腹腔鏡下修復術のいずれもが一定の成熟した手術法として完成されてきている.
◆将来的には,手術法としてsutureless repairや単孔式腹腔鏡下手術,素材として消えてなくなるメッシュ素材などの開発による進化が期待される.
参考文献
1)Gilbert AI:Sutureless repair of inguinal hernia. Am J Surg 163:331-335, 1992
2)Hachisuka T, Kinoshita T, Yamakawa T, et al:Transumbilical laparoscopic surgery using GelPort through an umbilical zigzag skin incision. Asian J Endosc Surg 5:50-52, 2012
掲載誌情報