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文献概要
1200字通信・40
努力と資格―私の場合
著者: 板野聡1
所属機関: 1寺田病院外科
ページ範囲:P.779 - P.779
文献購入ページに移動 前回(第39回,67巻5号),最近の専門医制度の動きについて書かせていただきましたが,今回は,私にとっての「専門医」について書いてみたいと思います.
今から30数年前の昭和50年代後半頃から各学会が認定医制度を始めたことはご存じのとおりです.認定医制度ができた当初,外科医としても消化器内視鏡医としても未熟ではありましたが,自分への投資と考えて,勇んで学会へ参加したものでした.そこでは,学会の重鎮から,単に技術的なレベルの確保だけではなく,いずれはアメリカのように資格に対する経済的な裏付けも得ていく予定であることが熱く語られたことをよく覚えています.
今から30数年前の昭和50年代後半頃から各学会が認定医制度を始めたことはご存じのとおりです.認定医制度ができた当初,外科医としても消化器内視鏡医としても未熟ではありましたが,自分への投資と考えて,勇んで学会へ参加したものでした.そこでは,学会の重鎮から,単に技術的なレベルの確保だけではなく,いずれはアメリカのように資格に対する経済的な裏付けも得ていく予定であることが熱く語られたことをよく覚えています.
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