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文献詳細

雑誌文献

臨床外科68巻1号

2013年01月発行

文献概要

特集 進歩する消化器外科手術―術式の温故知新 〔疾患別〕

結腸癌手術の温故知新

著者: 小倉直人1 筒井敦子1 三浦啓寿1 内藤正規1 中村隆俊1 佐藤武郎1 渡邊昌彦1

所属機関: 1北里大学医学部外科

ページ範囲:P.16 - P.21

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【ポイント】

◆癌の手術は,手術の安全性,根治性,臓器機能温存,低侵襲性の順を追って発展してきた.

◆1993年に早期大腸癌に対して腹腔鏡下手術が報告されて以来,手術の標準化が進み,段階的に適応が拡大されている.

◆近年は,患者の満足度やQOL,整容性を重視することからも,腹腔鏡下手術が盛んに行われるようになってきている.

参考文献

1)Semm K:Endoscopic appendectomy. Endoscopy 15:59-64, 1983
2)Mühe B:Die erste CholeZyztektomie durch das Laparoscop. Langenbecks Arch Klin Chir 369:804, 1986
3)Jacobs M, Verdeja JC, Goldstein HS:Minimally invasive colon resection(laparoscopic colectomy). Surg Laparosc Endosc 1:144-150, 1991
4)渡邊昌彦,大上正裕,寺本龍生,他:早期大腸癌に対する低侵襲手術の適応.日消外会誌26:2548-2551,1993
5)大腸癌研究会(編):大腸癌治療ガイドライン 医師用.2005年度版.金原出版,2005
6)大腸癌研究会(編):大腸癌治療ガイドライン 医師用.2009年度版.金原出版,2009
7)大腸癌研究会(編):大腸癌治療ガイドライン 医師用.2010年度版.金原出版,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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