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文献詳細

雑誌文献

臨床外科68巻11号

2013年10月発行

特集 術前画像診断のポイントと術中解剖認識

Ⅳ.肝・胆・膵

食道・胃静脈瘤

著者: 石崎陽一1 川崎誠治1

所属機関: 1順天堂大学医学部 肝胆膵外科

ページ範囲:P.242 - P.247

文献概要

 様々な疾患により門脈圧が上昇して左胃静脈,後胃静脈,短胃静脈を介する門脈への流入が障害され,これに伴って大循環系に血液が排血されることにより生じた側副血行路が食道・胃静脈瘤である.食道・胃静脈瘤の病態を理解するためには,食道,胃ならびに周囲臓器の解剖ならびに門脈系静脈と大循環系静脈の短絡を熟知する必要がある.

参考文献

1)三條健昌,出月康夫:手術のための新・局所解剖アトラス.食道静脈瘤の手術.内視鏡的硬化療法.消化器外科14:989-996, 1991
2)荒木拓次:左腎静脈から始まるIVRのための後腹膜の解剖―左副腎静脈サンプリングからBRTOへ.画像診断31:616-629, 2011
3)日本門脈圧亢進症学会(編):門脈圧亢進症取扱い規約.改定第2版.金原出版,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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