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昨日の患者
オリジナル天使服
著者: 中川国利1
所属機関: 1仙台赤十字病院外科
ページ範囲:P.488 - P.488
文献購入ページに移動 死は忌み嫌われ,親しい家族の間でもあまり話題とされることはない.いわんや死期の迫った患者さんを前にして,葬儀について話し合うことは稀である.しかしながら,生命には必ず終わりがあり,長短はあるものの誰もが死を迎える.目前に迫った死を前向きに捉え,自分の夢を語った患者さんを紹介する.
70歳代後半のKさんが胃癌に罹患し,手術や癌化学療法を施行したにもかかわらず,多発性肝転移や癌性腹膜炎をきたして再入院した.そして鎮痛剤や補液によって状態は一時的に安定した.
70歳代後半のKさんが胃癌に罹患し,手術や癌化学療法を施行したにもかかわらず,多発性肝転移や癌性腹膜炎をきたして再入院した.そして鎮痛剤や補液によって状態は一時的に安定した.
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