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特集 一般外科医が知っておくべき小児患者への対応 知っておきたい疾患と治療のポイント
外傷
著者: 樽井武彦1 山口芳裕1
所属機関: 1杏林大学医学部救急医学
ページ範囲:P.561 - P.563
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◆外傷は小児の死因の第1位である.小児外傷に対する知識や経験は一般外科医にとって必須である.
◆外傷診療の原則は成人と同様であるが,小児の解剖・生理学的特異性に配慮した対応が必要となる.
◆児童虐待による外傷は,初期対応にあたる外科医が疑い,診断し,通報する義務がある.
◆外傷は小児の死因の第1位である.小児外傷に対する知識や経験は一般外科医にとって必須である.
◆外傷診療の原則は成人と同様であるが,小児の解剖・生理学的特異性に配慮した対応が必要となる.
◆児童虐待による外傷は,初期対応にあたる外科医が疑い,診断し,通報する義務がある.
参考文献
1)小児外傷.日本外傷学会外傷初期診療ガイドライン改訂第3版編集委員会(編):外傷初期診療ガイドラインJATEC.改訂第3版.へるす出版,2008,pp 193-211
2)Ralston M, Hazinski MF, Zaritsky AL, et al(eds):Pediatric Advanced Life Support:Provider Manual. Dallas, American Heart Association, 2006
3)泉 裕之:見逃せない小児救急疾患 境界疾患・事故外傷 児童虐待.救急医29:1780-1783, 2005
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