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文献詳細

雑誌文献

臨床外科69巻11号

2014年10月発行

文献概要

増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル Ⅲ 術式別の術前・術中・術後管理 1.食道

食道アカラシア

著者: 宮崎達也1 宗田真1 酒井真1 原圭吾1 本城裕章1 熊倉裕二1 福地稔1 久保和宏2 斉藤繁2 草野元康3 桑野博行1

所属機関: 1群馬大学大学院病態総合外科学 2群馬大学麻酔科蘇生科 3群馬大学光学診療部

ページ範囲:P.101 - P.104

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最近の知見と重要ポイント

□術前に,拡張した食道内の内容物を十分に排出する.

□麻酔は急速導入法で導入し,レミフェンタニルを用いた全身麻酔で管理する.

□術後1日目に,酸素投与off,モニターoff,離床,バルーンカテーテル抜去,ドレーン抜去(あるいはノードレーン),経口摂取開始を行う.

参考文献

1)宮崎達也,草野元康,桑野博行,他:食道運動機能障害—アカラシアを中心に—.胸部外科64:8 770-775, 2011
2)宮崎達也,猪瀬崇徳,桑野博行,他:特集:外科医のための消化器内視鏡Up-to-Date食道.臨外66:13 1597-1601, 2011
3)Kuwano H, Baba K, Kitamura M, et al:Esophageal squamous cell carcinoma associated with achalasia-histopathological investigations and consideration of carcinogenesis. Hepatogastroenterology 40 (Supple 1):75-80, 1993
4)Campos GM, Vittinghoff E, Rabl C, et al:Endoscopic and surgical treatments for achalasia:a systematic review and meta-analysis. Ann Surg 249:45-57, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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