文献詳細
増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅲ 術式別の術前・術中・術後管理 2.胃
文献概要
最近の知見と重要ポイント
□幽門側胃切除術(DG)は,全国胃癌登録の結果に基づくと胃切除全体の約60%を占めており,胃癌手術のなかで最も多く行われている術式といえる.
□DG後の再建法としてはBillrothⅠ法(B-Ⅰ),Ⅱ法(B-Ⅱ)あるいはRoux-en-Y法(RY)があるが,B-Ⅰ,RYのいずれかを選択することが多い.
□幽門保存胃切除術(PPG)は,遠位側縁が幽門から4 cm以上離れている早期胃癌を対象とした縮小手術の位置づけであり,胃上部1/3と幽門前庭部3,4 cm程度を温存するものと胃癌治療ガイドラインに記載されている.
□PPGは全国胃癌登録の結果に基づくと胃切除全体の3%程度を占める.
□幽門側胃切除術(DG)は,全国胃癌登録の結果に基づくと胃切除全体の約60%を占めており,胃癌手術のなかで最も多く行われている術式といえる.
□DG後の再建法としてはBillrothⅠ法(B-Ⅰ),Ⅱ法(B-Ⅱ)あるいはRoux-en-Y法(RY)があるが,B-Ⅰ,RYのいずれかを選択することが多い.
□幽門保存胃切除術(PPG)は,遠位側縁が幽門から4 cm以上離れている早期胃癌を対象とした縮小手術の位置づけであり,胃上部1/3と幽門前庭部3,4 cm程度を温存するものと胃癌治療ガイドラインに記載されている.
□PPGは全国胃癌登録の結果に基づくと胃切除全体の3%程度を占める.
参考文献
1)Mangram AJ, Horan TC, Pearson ML, et al:Guideline for prevention of surgical site infection, 1999. Hospital Infection Control Practices Advisory Committee. Infect Control Hosp Epidemiol 20:250-278, 1999
掲載誌情報