文献詳細
増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅲ 術式別の術前・術中・術後管理 3.小腸・大腸
文献概要
最近の知見と重要ポイント
□腹会陰式直腸切断術は,腹部操作と会陰操作により直腸から肛門までを切除し,S状結腸を用いて単孔式人工肛門を造設する侵襲の大きい術式である.
□ERAS Societyなどが新しく提唱しているGuidelines for perioperative care in elective rectal/pelvic surgery1)を基に,わが国でも実践可能な腹会陰式直腸切断術の周術期管理について考察する.
□術前,術中,術後と管理法を時系列で概説し,特にERASプロトコルの介入項目については〈丸付番号〉で示す.
□腹会陰式直腸切断術は,腹部操作と会陰操作により直腸から肛門までを切除し,S状結腸を用いて単孔式人工肛門を造設する侵襲の大きい術式である.
□ERAS Societyなどが新しく提唱しているGuidelines for perioperative care in elective rectal/pelvic surgery1)を基に,わが国でも実践可能な腹会陰式直腸切断術の周術期管理について考察する.
□術前,術中,術後と管理法を時系列で概説し,特にERASプロトコルの介入項目については〈丸付番号〉で示す.
参考文献
)Society recommendations. W J Surgery 37:285-305, 2013
掲載誌情報