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文献詳細

雑誌文献

臨床外科69巻2号

2014年02月発行

昨日の患者

自宅で最期を迎える

著者: 中川国利1

所属機関: 1仙台赤十字病院外科

ページ範囲:P.210 - P.210

文献概要

 現代の日本では病院で死を迎える人が圧倒的に多い.しかしながら充実した医療スタッフによる終末医療を拒み,住み慣れた自宅で最期を迎える患者さんも存在する.

 80歳代後半のSさんが腸閉塞を訴え,近医で大腸癌と診断された.そこで手術を目的に,娘さんが事務職員として勤める当院に入院した.早速手術を施行したが,すでにリンパ節転移や肝転移をきたしていた.高齢でもあり,単に大腸癌の切除のみを施行した.術後経過は良好で早期に退院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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