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文献詳細

雑誌文献

臨床外科69巻3号

2014年03月発行

文献概要

必見! 完全体腔内再建の極意・12

幽門側胃切除術後再建―Roux-en-Y再建(リニア+手縫い)

著者: 笠間和典1

所属機関: 1四谷メディカルキューブ 減量外科センター

ページ範囲:P.338 - P.344

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■■はじめに

 幽門側胃切除術後の再建はB-Ⅰ,B-Ⅱ,Roux-en-Y法と様々な様式があるが,われわれは2002年に重症肥満に対する腹腔鏡下Roux-en-Y胃バイパス術をわが国で初めて施行してから,腹腔鏡下幽門側胃切除後の再建も完全腹腔鏡下に行うRoux-en-Y法を積極的に行ってきた.本稿ではわれわれの行っている幽門側胃切除後のリニア・ステイプラー(LS)と手縫いを用いた再建方法を紹介する.

 以下,エシェロン:ジョンソン・エンド・ジョンソン製リニア・ステイプラー,エシェロンW:エシェロンホワイトカートリッジ,エシェロンB:エシェロンブルーカートリッジ,エンドGIA:コヴィディエン製リニア・ステイプラー,GIA-P:エンドGIAパープルカートリッジ,GIA-C:エンドGIAキャメルカートリッジ,とする.

参考文献

1)笠間和典:必見! 完全体腔内再建の極意・2.胃切除後再建術に必要な手縫い吻合,縫合法―アートな世界.臨外68:570-574,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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