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必見! 完全体腔内再建の極意・14
幽門側胃切除術後再建―Roux-en-Y再建:リニア再建(順蠕動)
著者: 永井英司1 仲田興平1 大内田研宙1 前山良1 清水周次1 田中雅夫1
所属機関: 1九州大学大学院医学研究院臨床・腫瘍外科
ページ範囲:P.584 - P.591
文献購入ページに移動1881年にBillrothが幽門側胃切除後に胃十二指腸吻合(Billroth Ⅰ法)で行い,1893年にCesar Rouxが幽門側胃切除後にRoux-en-Y再建を行って以来,様々なバリエーションはあるものの,再建の基本的な手技は変わっていない.本稿では,当科で通常行っているリニアステープラー(LS)を用いたRoux-en-Y再建法について紹介する.
以下,エシェロン:ジョンソン・エンド・ジョンソン製リニアステープラー,エシェロン-W:エシェロンホワイトカートリッジ,エシェロン-B:エシェロンブルーカートリッジ,エンドGIA:コヴィディエン製リニアステープラー,GIA-P:エンドGIAパープルカートリッジ,GIA-C:エンドGIAキャメルカートリッジ,とする.
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