icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科69巻7号

2014年07月発行

特集 術後合併症への対処法 Surgical vs Non-Surgical―いつどのように判断するか?

消化管領域

上部消化管縫合不全への対処法

著者: 山形幸徳1 八木浩一1 愛甲丞1 清川貴志1 西田正人1 山下裕玄1 森和彦1 野村幸世1 瀬戸泰之1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院胃食道外科

ページ範囲:P.778 - P.783

文献概要

【ポイント】

◆食道術後の胃管挙上再建ではある一定の確率で縫合不全が発生し,胃切除後は切除および再建の方法によりさまざまな様相の縫合不全が生じる.

◆縫合不全に対する考え方は「続発する炎症・感染をいかにコントロールするか」に尽きるが,吻合や縫合の部位によってコントロールの仕方は大きく異なる.

◆保存的治療が無効ないし不可能な症例,また急激な全身状態の悪化を伴う症例は手術治療を考慮する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら