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文献詳細

雑誌文献

臨床外科69巻7号

2014年07月発行

特集 術後合併症への対処法 Surgical vs Non-Surgical―いつどのように判断するか?

消化管領域

下部消化管狭窄への対処法

著者: 五井孝憲1 山口明夫1

所属機関: 1福井大学消化器外科

ページ範囲:P.796 - P.800

文献概要

【ポイント】

◆下部消化管の術後吻合部狭窄症に対する治療の第一選択は用指的ないしは内視鏡的拡張術が推奨される.

◆内視鏡または造影検査において完全狭窄を示し,内腔の確認が不能な場合には狭窄部切除と再吻合術などの外科的処置が奨められる.

◆保存的処置にて一時的に軽快するが,短期間に再燃を繰り返しQOLに障害を与える場合にも外科的処置が奨められる.

参考文献

1)高林一浩,斉田芳久,榎本俊行,他:ステロイドの局注と全身投与が著効をみた大腸癌術後吻合部狭窄の1例.日臨外会誌73:1159-1162,2012
2)篠原徹雄,前川隆文,三上公治,他:直腸前方切除後の吻合部狭窄の検討.日本大腸肛門病会誌62:27-31,2009
3)林 裕子,千野晶子,藤本佳也,他:直腸癌術後の膜様閉鎖に内視鏡的切開術が有効であった2例.日本大腸肛門病会誌65:219-223,2012
4)渡辺聡明,武藤徹一郎:大腸手術後の縫合不全,吻合部狭窄に対する処置.手術53:987-991,1999
5)長尾さやか,斉田芳久,中村 寧,他:頻回のバルーン拡張が無効であった大腸癌術後吻合部狭窄に対する金属ステント留置の1例.Prog Dig Endosc 72:102-103,2008
6)日本消化器内視鏡学会(監):消化器内視鏡ガイドライン,第3版.医学書院,2006
7)(財)日本消化器病学会(監):クローン病診療ガイドライン.南江堂,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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