文献詳細
特集 肝胆膵癌の血管浸潤をどう治療するか
肝内胆管癌の血管浸潤
著者: 大塚将之1 清水宏明1 加藤厚1 古川勝規1 吉富秀幸1 高屋敷吏1 久保木知1 高野重紹1 岡村大樹1 鈴木大亮1 酒井望1 賀川真吾1 宮崎勝1
所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
ページ範囲:P.926 - P.932
文献概要
◆進行肝内胆管癌は門脈・下大静脈など大血管浸潤がしばしばみられ,外科切除のためにはそれらの合併切除が必要となる.
◆門脈,下大静脈の切除再建法は,その浸潤部位・範囲に応じて立案・実施されるべきである.
◆肝内胆管癌切除例の予後は,血管合併切除の有無で差はなく,切除再建可能であれば積極的に考慮すべきと考えられる.
参考文献
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