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特集 外科医が知っておくべき小腸疾患 手術
小腸癌
著者: 山形幸徳1 八木浩一1 愛甲丞1 清川貴志1 西田正人1 山下裕玄1 森和彦1 野村幸世1 瀬戸泰之1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院胃食道外科
ページ範囲:P.1104 - P.1108
文献購入ページに移動◆小腸癌は稀な疾患で,治療ガイドラインは存在しないのが現状である.
◆進行癌で発見されることが多く,予後不良である.
◆治療の主体は手術であり,非治癒因子がない場合はリンパ節郭清を伴う小腸切除を行う.
◆他臓器転移や腹膜播種を伴う症例では,出血や閉塞の予防目的に姑息的切除を行う.
◆後治療として他の消化管癌に準じた化学療法を行う.
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