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必見! 完全体腔内再建の極意・18
胃全摘術後再建―Efficient purse-string stapling technique(EST法)
著者: 大森健1 益澤徹2 赤松大樹2
所属機関: 1大阪府成人病センター消化器外科 2大阪警察病院外科
ページ範囲:P.1120 - P.1124
文献購入ページに移動早期胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術は,手技の定型化により広く普及している.しかしながら,腹腔鏡下胃全摘術においては,食道空腸吻合が技術的に困難で,さまざまな工夫がなされている.われわれはサーキュラー・ステイプラーを用いた完全体腔内吻合,efficient purse-string stapling technique(EST法;図1)を考案し,幽門側胃切除,胃全摘術後再建に用いている1~3).最近では手技を改良し,金属製のヤリであるEndo Mini Rod(EMR;高砂医科工業株式会社)を用いた,新EST法を行っているので手技を紹介する.
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