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文献詳細

雑誌文献

臨床外科7巻1号

1952年01月発行

文献概要

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半身不随症に対する上頸部交感神経節切除術の効果檢討

著者: 原子謙二1

所属機関: 1國立弘前病院外科

ページ範囲:P.30 - P.31

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(1)序言 脳溢血及び脳軟化症は我が國に於て非常に多い疾患であつて,その死亡率は殆ど全結核症に次ぐ地位を占めている.昭和24年の日本外科学会総会に於て,岐阜の村上氏は「罹患脳側上頸交感神経節切除による半身不随治驗」と題して,多数症例の手術効果を述べている.私ほこの疾患の重要性にかんがみて,今春からこの手術法をとりあげ,現在迄に40例を追試することができたので,未だ少数例ではあるが,主として手術効果の実態を述べその檢討を行いたい(症例表I略).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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