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文献詳細

雑誌文献

臨床外科7巻1号

1952年01月発行

文献概要

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有鉤嚢虫腦内寄生症の1手術例

著者: 榊原宏1 吉田堯運1

所属機関: 1岡山大學醫學部陣内外科教室

ページ範囲:P.33 - P.35

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緒言
 有鉤嚢虫の脳内寄生に関しては,1558年Rumlerが一癲癇患者の剖檢に際し,硬脳膜に嚢虫を発見したのに始まり,Küchenmeister Leuckart等多数の報告があり,我國に於ても明治41年福島により初めて本症が報告されて以来今日に到るまで40例の報告なされている.
 最近当教室に於て,症候性癲癇の診断のもとに開頭術を行い本症なることを発見した1例を経驗したのでこゝに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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