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綜説
第4趾短縮症の手術々式の吟味
著者: 池田龜夫1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.491 - P.494
文献購入ページに移動 指趾畸形中第四趾短縮症の頻度は小林(1925)5.6%,Esau(1932)7.1%,河村(1938)7.5%等で統計上少いが,それは本症が機能約障碍,疼痛等がなく且つ人目につき難いので診を乞うものが少いためで,実際には決して稀なものでないと考えられる.
本症の本態並に成因に関してはKümmell(1895),Sternberg(1902),Machol(1907),Friedländer(1916),奈良橋(1925),河村(1938)等によつて胎生時に於ける外因,栄養神経障碍,骨端核の先天性欠損或は外傷性障碍,内分泌異常等の諸説があり,素質の遺傳に関しては,Jean(1923),Birkenfeld(1928),Esan(1932),甲斐(1932),桂,早川(1938)等はこれを認め,Machol(1907)Klaussner(1910),奈良橋,菅野(1927)等は否定して居る.
本症の本態並に成因に関してはKümmell(1895),Sternberg(1902),Machol(1907),Friedländer(1916),奈良橋(1925),河村(1938)等によつて胎生時に於ける外因,栄養神経障碍,骨端核の先天性欠損或は外傷性障碍,内分泌異常等の諸説があり,素質の遺傳に関しては,Jean(1923),Birkenfeld(1928),Esan(1932),甲斐(1932),桂,早川(1938)等はこれを認め,Machol(1907)Klaussner(1910),奈良橋,菅野(1927)等は否定して居る.
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