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文献詳細

雑誌文献

臨床外科7巻12号

1952年11月発行

文献概要

綜説

交感神経切除術後に於ける泌尿生殖器障碍

著者: 吉田誠三1 鈴木朝勝1

所属機関: 1名古屋大學醫學部戸田外科教室

ページ範囲:P.691 - P.694

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 交感神経切除術は各種疾患に対して盛に行われているが,我々の経驗によると此の手術後種々の副症状を生ずる.即ち局所低血圧,心臟障碍,非手術領域の多汗症,胃腸機能の一時的障碍,ホルネル氏症候及び泌尿生殖器障碍等である.この内特に泌尿生殖器障碍に就いては未知の事が多く,最近に至り諸外國に於ても漸く注目されるに至つたが,我が國に於ては未だかゝる報告に殆んど接していない.我々は当教室に於ける経驗例に就いて,泌尿生殖器障碍を調査した所かなりの障碍を知り得たのでこゝに報告する次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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