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文献詳細

雑誌文献

臨床外科7巻12号

1952年11月発行

綜説

輸尿管S字状結腸吻合術式1考案

著者: 高聰明1

所属機関: 1臺南市東門路高外科醫院

ページ範囲:P.700 - P.703

文献概要

 輸尿管S字状結腸吻合術にはMaydl氏法を始めFranklin Martin氏法,Coffey-Mayo氏法等がある.夫々効果を挙げている樣であるが主旨は簡單なるも其等の手術手技は複雜であり而も確実に傳染を除外し難く且つ腎水腫輸尿管閉塞の発生を見る事應々あるのが欠点である.著者は一昨年より比較的安全にして且つ簡單に行い得る一術式を考案し犬実驗に於て良結果を得たので1箇年間患者に実施し成績良好な12症例を経驗したので茲に公表して大方諸賢の御批判と御追試を仰ぎたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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