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文献詳細

雑誌文献

臨床外科7巻12号

1952年11月発行

文献概要

症例

葉間部分膿胸の1例

著者: 関口一雄1 中崎忠純1

所属機関: 1國立宮城療養所

ページ範囲:P.725 - P.726

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 人工気胸術施行中滲出性肋膜炎を併発し,結核性膿胸に移行することは我々も相当経験する所でありますが,葉間肋膜炎は比較的稀な疾患とされ,此が更に葉間膿胸となることはごく稀である.私は最近人工気胸後葉間肋膜炎が膿胸に移行し,更に濃縮してレ線上結核腫の如き像を呈した1例を経驗したので茲に報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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