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文献詳細

雑誌文献

臨床外科7巻6号

1952年06月発行

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電気肺臟

著者: 高木健太郞1

所属機関: 1新潟大學醫學部生理學教室

ページ範囲:P.265 - P.266

文献概要

 從来の人工呼吸の方法は,胸部を圧迫するとか,あるいは空気をポンプで肺の中へおくりこむような,自然の呼吸の機序とは全く異つた方法か,自然に近いものといえば鉄の肺のような大がかりのものであつた.
 最近の外國の文献1)によると,横隔神経に電気的の刺激を與えて横隔膜を收縮させることによつて人工的に呼吸させる方法を,既に臨床方面で應用していることが述べられている.しかしこれらの文献によつても,装置に関しては精しい説明が見当らなかつたので,独自の考えからこの装置を設計,試作し,また2,3の実驗をしたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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