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肺結核外科における出血量
著者: 西純雄1
所属機関: 1國立療養所山陽荘
ページ範囲:P.275 - P.279
文献購入ページに移動 近時肺結核外科療法の普及と共に手術手技,術後諸種合併症の対策として又一般状態の維持回復のために出血量,補液量の問題は極めて重要となつてきた.特に肺切除のような大量の出血が予想されるものにおいては,その必要性を痛感する.私は國立療養所山陽荘において肺切除20例,胞廓成形術64例,肋膜外合成樹脂充填術10例を対象とし,主として前二者について檢討を加え,いささか得る所があつたので,その成績を報告する次第である.
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