文献詳細
綜説
文献概要
1947.9.29-1952.2.23の間に於ける急性虫垂炎567例(廻盲部腸間膜淋巴腺炎,廻腸末端炎40例を除外す)中,小範囲性腹膜炎98例,及び広範囲性腹膜炎21例の連続症例に対し無選択に一次閉鎖を行った手術成績を述べ,一次閉鎖療法の檢討資料に供したい.
猶ほ腹腔全般に多量の濃い膿汁の瀦溜あるもの,壞死組織の多量に存在するもの,及び一部には可成の腸管麻痺の現われているもののみを広範囲性腹膜炎とした.
猶ほ腹腔全般に多量の濃い膿汁の瀦溜あるもの,壞死組織の多量に存在するもの,及び一部には可成の腸管麻痺の現われているもののみを広範囲性腹膜炎とした.
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