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症例
腸重積症を疑わしめた急性限局性回腸炎の1例
著者: 柳川多喜男1 遠藤徹1
所属機関: 1國立療養所柳井病院
ページ範囲:P.445 - P.446
文献購入ページに移動 本症は1932年Crohn,Günzburg.Oppenheimer等によりRegional Ileitisとして始めて発表せられ,本邦にては1937年渡辺氏が限局性回腸炎症例2例を報告したのを嚆矢とする.吾々は最近生後2年11ヵ月の男兒に於て,手術前腸重積症を疑わしめ開腹の結果本症なることを確認し得た1例を経験したのでこゝに報告する.
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