icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科7巻9号

1952年09月発行

症例

幼兒の急性穿孔性虫垂炎による汎発性腹膜炎

著者: 三品幾男1 手島甲子郞1

所属機関: 1東北大學醫學部附属病院長町分院外科

ページ範囲:P.457 - P.459

文献概要

 幼兒の虫垂炎は稀ではないが,成人に比べて,発病が明らかでなく,症状は不定で且つ病勢進行が極めて早い爲に手術の時期を失する場合が多い.吾々は発病後穿孔次で腹膜炎を起す迄の経過が極めて早く,而も術前の診断に困難を感じた幼兒の急性穿孔性虫垂炎による汎発性腹膜炎を起した数例を経驗したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら