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文献詳細

雑誌文献

臨床外科7巻9号

1952年09月発行

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集談会

ページ範囲:P.472 - P.473

文献概要

第508回東京外科集談会 27.6.21
 1)癌性狭穿上部に於ける横行結腸穿孔の1例
      日本大学若林外科 佐古新一
 52歳 男子 心窩痛嘔吐等の胃症状を訴えていたが,入院中誘因なく突如激痛,腹壁緊張を起せるため開腹せるとこら横行結腸癌による管状狭窄を呈し其の上部に於ける伸展の結果生ぜる糞性潰瘍の特発穿孔であつた.穿孔部を縫合し癌の部を固定前置したが4日後に死亡.穿孔部には癌湿潤はない.斯る特発穿孔は本邦に4例報告をみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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