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文献詳細

雑誌文献

臨床外科70巻10号

2015年10月発行

文献概要

特集 エキスパートの消化管吻合を学ぶ

食道外科における消化管吻合のコツ—手縫い

著者: 梶山美明1 岩沼佳見1 富田夏実1 天野高行1 酒井康孝1 國安哲史1 橋本貴史1 橋口忠典1 那須元美1 斎田将之1 尾﨑麻子1 吉野耕平1 藤原大介1 菅原友樹1 朝倉孝延1 鶴丸昌彦2

所属機関: 1順天堂大学医学部上部消化管外科学 2順天堂医院・がん治療センター

ページ範囲:P.1204 - P.1209

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【ポイント】
◆食道吻合は吻合操作だけが重要なのではなく,より良い吻合条件を作り出す準備が何より重要である.
◆用手吻合は1針ごとに針先の感触を確認しながら微妙な調節が可能であり,信頼性の高い吻合法である.
◆縫合不全と狭窄を同時に予防するためには正確な層々吻合が重要であり,特に前壁内層縫合の運針がコツである.

参考文献

1)梶山美明,岩沼佳見,富田夏実,他:消化管の縫合・吻合.臨外64(増):57-59, 2009
2)梶山美明:消化管再建法—合併症ゼロへの工夫—Ⅰ.食道切除後再建法.1.食道胃管頸部吻合術(用手法).手術64:1357-1362, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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