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文献詳細

雑誌文献

臨床外科70巻11号

2015年10月発行

文献概要

増刊号 消化器・一般外科手術のPearls&Tips—ワンランク上の手術を達成する技と知恵 ⑪ヘルニア

鼠径ヘルニア・大腿ヘルニア修復術〈前方アプローチ法〉

著者: 野村務1 松谷毅1 萩原信敏1 内田英二1

所属機関: 1日本医科大学消化器外科

ページ範囲:P.266 - P.271

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 成人の鼠径・大腿ヘルニアに対する前方アプローチ法には,従来法,tension free法を含めてさまざまな術式がある.鼠径ヘルニアに対しては基本的にはtension free法であれば,どの術式を選択しても問題ない.本稿では,これらのうち当施設で主に行っているLichtenstein法,direct Kugel法について述べるとともに,個々の症例によって生じるシチュエーションに対して筆者らがどのように対応しているかを解説する.また,大腿ヘルニア手術に関しても同様に述べる.

参考文献

1)松谷 毅,野村 務,内田英二,他:ヘルニア手術を究める—大腿ヘルニア修復術.手術66:557-560,2012
2)三毛牧夫,加納宣康:正しい膜構造からとらえなおす ヘルニア手術のエッセンス.医学書院,2014,pp 49-53
3)沖永功太:最新 鼠径ヘルニア手術—解剖から手術まで.鼠径ヘルニア・大腿へルニアの分類と手術方法の選択.手術58:2083-2088,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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