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特集 外科医に求められる積極的緩和医療—延命と症状緩和の狭間で
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ページ範囲:P.1439 - P.1439
文献購入ページに移動 癌の診療を行う中で,救えない命は必ず一定頻度で存在します.そこでは緩和医療が極めて重要ですが,これはわが国の現状では,多くの外科医にとって避けて通れない課題です.限りある余命をより良く過ごしていただくため,あるいは目の前の危機を乗り越えるための外科手術や侵襲的処置は,現在でも数多く行われています.本特集では,このような外科手術や侵襲的処置の適応や工夫についてまとめました.さらに,本格的な緩和ケアに入ると癌に対する治療はもう行わないという考え方に拘泥することなく,緩和という視点に立って行う集学的治療についても知見を盛り込みました.
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