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文献詳細

雑誌文献

臨床外科70巻2号

2015年02月発行

文献概要

特集 肛門良性疾患を極める—目で見る 多彩な病態へのアプローチ法 総論

肛門疾患の診察法

著者: 高野正博1 辻順行1 高野正太1 中村寧1 深見賢作1 久野三朗1 山田一隆1

所属機関: 1大腸肛門病センター高野病院

ページ範囲:P.135 - P.140

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【ポイント】
◆問診で肛門疾患,大腸疾患の症状を漏れなく尋ねることで疾患名を推測する.生活習慣,アレルギー歴なども聴取する.
◆診察は問診を踏まえ,肛門周囲の視診,肛門内の指診,肛門鏡診を行い,補助的に画像検査を行う.
◆各疾患の鑑別診断を,問診,指診,視診を行い,特定疾患を同定する.機能的疾患の発見と診断も大切である.

参考文献

1)高野正博:肛門疾患診断のコツ・テクニック.臨外62:1323-1330, 2007
2)高野正博,緒方俊二,野崎良一,他:神経因性骨盤臓器症候群537例の分析.日本大腸肛門病会誌63:134-146, 2010
3)高野正博,藤好健史,高木幸一,他:痔瘻術前診断における指診と経肛門的超音波検査との比較検討.日本大腸肛門病会誌45:1033-1038, 1992
4)高野正博:裂肛の診断・治療の実際.臨外59:999-1005, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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