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文献詳細

雑誌文献

臨床外科70巻2号

2015年02月発行

文献概要

特集 肛門良性疾患を極める—目で見る 多彩な病態へのアプローチ法 各論 痔核・痔瘻・裂肛の診断と治療②

痔瘻

著者: 松島誠1

所属機関: 1医療法人恵仁会松島病院大腸肛門病センター

ページ範囲:P.162 - P.168

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【ポイント】
◆肛門周囲膿瘍は,時間とともに拡大進展するので,保存的治療より準緊急的な外科的切開排膿を優先する.
◆痔瘻手術の際は原発口と原発巣の処理が最も重要であるので,解剖を熟知したうえで画像診断なども駆使して瘻管の走行を確実に把握する.

参考文献

1)Nesselrod JP:Pathogenesis of common anorectal infections. Am J Surg 88:815-817, 1954
2)日本大腸肛門病学会(編):肛門疾患(痔核・痔瘻・裂肛)診療ガイドライン 2014年版.南江堂,2014,p 26,30,36,39
3)Hanley PH:Concervative surgical correction of Horseshoe abscess and fistula. Dis Colon Rectum 8:364-368, 1965

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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