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特集 生検材料を手術に活かす 押さえておきたい基本事項
生検材料の取り扱い,注意点
著者: 金子伸行1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院病理部
ページ範囲:P.265 - P.270
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◆乾燥させない,生理食塩水に漬けない,できるだけ早く固定する.
◆固定容器には患者氏名を確実に記載し,組織変形・固定不良をきたさないような検体採取を行う.
◆病理診断にあたり重要な情報は必ず申込書に記載する.
◆乾燥させない,生理食塩水に漬けない,できるだけ早く固定する.
◆固定容器には患者氏名を確実に記載し,組織変形・固定不良をきたさないような検体採取を行う.
◆病理診断にあたり重要な情報は必ず申込書に記載する.
参考文献
1)中沼安二:1.肝の結節性病変の基礎と取り扱い方.E.生検材料.外科的切除材料の取り扱い方.中沼安二,松井 修(編);生検鑑別診断アトラス.肝結節の生検診断—診断プロセスを中心に.文光堂,1998, pp 17-18
2)鈴木恒道,渡辺恒彦:生検材料の取り扱い方.日本病理学会(編);病理技術マニュアル3.病理組織標本作製技術上巻.医歯薬出版,1981, pp 1-7
3)梶原博毅:Ⅲ.電子顕微鏡.A.透過型電子顕微鏡.大西俊造,梶原博毅,神山隆一(編);スタンダード病理学.病理検査のすべて.光文堂,2002, p 111-133
4)岩垂 司:固定.日本病理学会(編);病理技術マニュアル3.病理組織標本作製技術上巻.医歯薬出版,1981, pp 10-50
5)松原 修,丸山 隆,中田穂出美,他:臨床検査学講座.病理学/病理検査学,第1版.医歯薬出版,2008, pp 239-247
6)松原 修,丸山 隆,中田穂出美,他:臨床検査学講座.病理学/病理検査学,第1版.医歯薬出版,2008, pp 261-272
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