文献詳細
文献概要
ひとやすみ・123
勤務先異動
著者: 中川国利1
所属機関: 1宮城県赤十字血液センター
ページ範囲:P.406 - P.406
文献購入ページに移動 医師の場合には,大学の医局人事により職場が決まることが多い.しかしながら人生は出会いであり,人との出会いにより職場が決まることもある.生涯現役外科医を決めていた私が,自分でも予期していなかった仙台赤十字病院から血液センターへ異動した理由を紹介する.
有能なスタッフと天賦の体力に恵まれ,数多くの手術を執刀し,またささやかながらも臨床研究も行い,外科勤務医生活を満喫していた.このまま定年まで勤めるつもりでいたが,血液センターの前所長より後任の依頼を受けた.血液を不適切使用した自責,さらには女性に惚れられるより男性に見込まれることに弱い性格なため,前向きに検討することを伝えた.
有能なスタッフと天賦の体力に恵まれ,数多くの手術を執刀し,またささやかながらも臨床研究も行い,外科勤務医生活を満喫していた.このまま定年まで勤めるつもりでいたが,血液センターの前所長より後任の依頼を受けた.血液を不適切使用した自責,さらには女性に惚れられるより男性に見込まれることに弱い性格なため,前向きに検討することを伝えた.
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