文献詳細
特集 外科医が知っておくべき がん薬物療法の副作用とその対策
症状別対策マニュアル
文献概要
【ポイント】
◆発生機序:①直接的細胞傷害作用,②間接的細胞傷害作用(炎症反応,免疫学的機序を介す)に分けられる.
◆原因となる抗癌剤:ほとんどすべての抗癌剤で起こる危険性があると認識せねばならない.
◆アセスメント,対応:臨床検査・画像所見・病理学的所見に基づいて総合的に行い,早期に発見し,抗癌剤投与を中止する.重症症例や改善しない場合はステロイド薬の投与となるが,早期に専門医を受診する(ステロイドパルス療法など).
◆発生機序:①直接的細胞傷害作用,②間接的細胞傷害作用(炎症反応,免疫学的機序を介す)に分けられる.
◆原因となる抗癌剤:ほとんどすべての抗癌剤で起こる危険性があると認識せねばならない.
◆アセスメント,対応:臨床検査・画像所見・病理学的所見に基づいて総合的に行い,早期に発見し,抗癌剤投与を中止する.重症症例や改善しない場合はステロイド薬の投与となるが,早期に専門医を受診する(ステロイドパルス療法など).
参考文献
Schwarz MI, King TE(eds):Interstitial Lung Disease. St. Louis, Mosby-Year Book, 1993, pp 255-270
2)吉村明修,工藤翔二:肺障害とその対策.吉田清一(監);がん化学療法の有害反応対策ハンドブック,第3版.先端医学社,2002, p 225
3)社団法人日本呼吸器学会薬剤性肺障害ガイドライン作成委員会(編):薬剤性肺障害の評価,治療についてのガイドライン.メディカルレビュー,2006, p 10
掲載誌情報