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特集 胃切除後再建術式の工夫とその評価 こだわりの再建法
噴門側胃切除術後の再建—観音開き法
著者: 二宮基樹1 丁田泰宏1 金澤卓1 三宅聡一郎1 三好永展1 三村直毅1 小川俊博1
所属機関: 1広島市立広島市民病院外科
ページ範囲:P.707 - P.711
文献購入ページに移動◆観音開き法は強固な逆流防止機構と吻合の安全性を併せもつ,噴切後の合理的な機能温存再建術式である.
◆粘膜下層にある血管を温存する層でH字形のフラップを作るが,切離線が浅くあるいは深くなりすぎないように留意する.
◆食道と残胃を連続吻合後に,吻合部を含め下部食道を覆うようにフラップを残胃と食道に縫合し,逆流防止機構を作る.
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