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文献詳細

雑誌文献

臨床外科70巻6号

2015年06月発行

私の工夫

腹腔鏡下手術時の配線およびコード類固定具の使用経験

著者: 多賀谷信美1 久保田和1 鈴木麻未1 奥山隆1 菅又嘉剛1 大矢雅敏1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院外科

ページ範囲:P.792 - P.793

文献概要

【はじめに】
 内視鏡下手術の発展に伴い種々のデバイスが登場してくるが,それを駆動するためには,そのデバイスと電源とを結ぶための連結器(コード)が必要になる.そのコードが頻繁に絡むことで,術中の術者や助手のストレスが増加する.さらに,手術開始前のセットアップにも時間を要し,術前から精神的負担が増加している.さらに,術後に固定したコード類を外す作業が残っている.これらのストレスを軽減するため,われわれは,心臓血管外科手術時に使用する人工心肺用回路のチューブの固定を目的に考案された器具1)を内視鏡下手術時のコードおよびチューブ類の固定に使用し,良好な結果を得たので報告する.

参考文献

1)MERA泉工医科工業株式会社/製品情報/循環器・腎臓関連製品〔www.mera.co.jp/b01_1.html〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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