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特集 エキスパートが教える 鼠径部ヘルニアのすべて 各論1:鼠径ヘルニア修復術の各術式
—腹腔鏡下手術—TEP法
著者: 和田則仁1 古川俊治1 北川雄光1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科学(一般・消化器)
ページ範囲:P.1252 - P.1259
文献購入ページに移動◆TEP法では解剖学的ランドマークが少なく,至適剝離層を同定し,異なる剝離層をつなげる手技が重要となる.
◆毛細血管の走行や脂肪の色調などに目を凝らし,鈍的剝離により空間を広げ,異なる剝離層を意識的につなげていく.
◆鼠径部ヘルニアの手術適応は相対的であり,手技の研鑽により手術リスクを最小化することで適応を最大化できる.
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