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文献概要
ラパコレUpdate 最近のコンセプトと手技・3
標準的ラパコレ—TANKO,Needle,RPS胆摘術
著者: 多賀谷信美1
所属機関: 1獨協医科大学越谷病院外科
ページ範囲:P.1300 - P.1303
文献購入ページに移動はじめに
腹腔鏡下手術の発展により,さらなる低侵襲性をもたらすreduced port surgery(RPS)としての単孔式手術(TANKO)1)とneedlescopic surgery(Needle)2)が台頭してきた.RPSは標準的手術手技に比べ,手術の完遂にはいくつかの困難性を克服しなければならないものの,整容面の向上は言うまでもない.本稿では,胆囊摘出術におけるRPSの手術手技を安全に完遂するための手術方法および工夫について解説する.
腹腔鏡下手術の発展により,さらなる低侵襲性をもたらすreduced port surgery(RPS)としての単孔式手術(TANKO)1)とneedlescopic surgery(Needle)2)が台頭してきた.RPSは標準的手術手技に比べ,手術の完遂にはいくつかの困難性を克服しなければならないものの,整容面の向上は言うまでもない.本稿では,胆囊摘出術におけるRPSの手術手技を安全に完遂するための手術方法および工夫について解説する.
参考文献
1)多賀谷信美,民上英俊,小暮洋暉:腹壁吊り上げ法による1孔式腹腔鏡下胆囊摘出術の経験.獨協医学会雑誌27:319-321,2000
2)Tagaya N, Kubota K:Re-evaluation of needlescopic surgery. Surg Endosc 26:137-143, 2012
3)Tagaya N, Sugamata Y, Makino N, et al:Fluorescent cholangiography in laparoscopic cholecystectomy:experience in Japan. Kokudo N, Ishizawa T(eds):Fluorescent Imaging, Basel, Karger, 2013, pp 73-79
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