文献詳細
増刊号 消化器・一般外科医のための—救急・集中治療のすべて
Ⅰ章 周術期の集中治療 循環管理
文献概要
POINT
■肺血栓塞栓症は致死的な周術期合併症であり,リスクの階層に応じた適切な予防法を実践する必要がある.
■術後早期の離床は静脈血栓塞栓症予防の基本である.
■従来の未分画ヘパリン,ワルファリンに加え,低分子ヘパリンや新規抗凝固薬が静脈血栓塞栓症の予防・治療における新たな選択肢となっている.
■肺血栓塞栓症は致死的な周術期合併症であり,リスクの階層に応じた適切な予防法を実践する必要がある.
■術後早期の離床は静脈血栓塞栓症予防の基本である.
■従来の未分画ヘパリン,ワルファリンに加え,低分子ヘパリンや新規抗凝固薬が静脈血栓塞栓症の予防・治療における新たな選択肢となっている.
参考文献
1)北口勝康:周術期静脈血栓塞栓症 予防ガイドラインの変遷.Cardiovasc Anesth 16:83-88,2012
2)循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2008年度合同研究班報告):肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2009年改訂版)www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_andoh_h.pdf
3)Kakkar AK:Prevention of venous thromboembolism in the cancer surgical patient. J Clin Oncol 27:4881-4884,2009
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