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増刊号 消化器・一般外科医のための—救急・集中治療のすべて Ⅲ章 消化器救急疾患 疾患別対処法 肝胆膵
閉塞性黄疸
著者: 高屋敷吏1 清水宏明1 大塚将之1 加藤厚1 吉富秀幸1 古川勝規1 高野重紹1 久保木知1 鈴木大亮1 酒井望1 賀川真吾1 野島広之1 宮崎勝1
所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
ページ範囲:P.288 - P.291
文献購入ページに移動■閉塞性黄疸とは胆道の機械的閉塞を原因とする黄疸であり,治療の原則は胆道ドレナージである.
■胆道系悪性腫瘍による閉塞性黄疸では,癌進展範囲評価のためMDCTなどの画像診断を胆道ドレナージ前に行うことが必須である.
■閉塞部位などの所見により適切な胆道ドレナージ法を選択するが,侵襲,合併症,チューブ管理の観点から経鼻的胆道ドレナージ(ENBD)が第一選択である.
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