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特集 大腸癌肝転移—最新の治療ストラテジー
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ページ範囲:P.387 - P.387
文献購入ページに移動 大腸癌の遠隔転移では肝転移が最も頻度が高く,経過中に約20〜50%が肝転移をきたすと報告されている.治療法としては肝切除が最も有効な手段であるが,最近では二期的肝切除や腹腔鏡下肝切除の新しい術式や,ラジオ波焼灼術,放射線治療など様々な治療が試みられている.一方,化学療法の発達もめざましいものがあるが,切除不能症例に対するconversion therapy,肝切除と化学療法をどのように組み合わせるかについて多くの意見が混在しているのが現状である.また化学療法の発達は,薬剤性肝障害や,画像上と病理学的なcomplete responseの乖離などの問題をもたらした.
本特集では,大腸癌肝転移の治療における基本的な考え方に加え,手術,局所療法,化学療法,放射線治療などの新しい試みについても解説する.
本特集では,大腸癌肝転移の治療における基本的な考え方に加え,手術,局所療法,化学療法,放射線治療などの新しい試みについても解説する.
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