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特集 大腸癌肝転移—最新の治療ストラテジー 治療の実際
ラジオ波焼灼術(RFA)
著者: 椎名秀一朗1 佐藤公紀1 清水遼1 林学1 谷木信仁1 近藤祐嗣2 浅岡良成2 建石良介2 小池和彦2
所属機関: 1順天堂大学消化器内科 2東京大学消化器内科
ページ範囲:P.433 - P.437
文献購入ページに移動◆ラジオ波焼灼術(RFA)は熱で腫瘍組織を壊死させるため,抗腫瘍効果は癌腫を問わない.
◆RFAは欧米では転移性肝腫瘍,特に大腸癌肝転移に対して実施されている.
◆自験例ではRFA後5年生存は70名,10年生存は11名存在する.適切に行えば大腸癌肝転移でも根治的治療となりうる.
◆RFAは成績の施設間格差が大きい.きちんとしたトレーニングにより技術を習得し,環境を整備してからRFAを実施すべきである.
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